Cavaquinho

カバキーニョとは?

 

カヴァキーニョ(ブラジルポルトガル語:Cavaquinho)はサンバやショーロ等に使われるブラジルの弦楽器で4弦のパーカッションとも言われています。

 

ポルトガルから渡ってきた移民たちが持ち込んだブラギーニャという民族楽器がルーツのようです。

 

同様にポルトガルからハワイに渡ったものはウクレレに、インドネシアに渡ったものはクロンチョンに変化しそれぞれその土地独自の音楽文化が生まれました。

 

本来の呼び名はカヴァコ(Cavaco)で可愛らしい呼び方をします、この楽器が小さいことから、指小辞の「nho(ンニョ)」を愛称としてつけて、カヴァキーニョと呼ばれるようになったとの事です。

 

鉄弦・4弦で、標準的な調弦はD-G-B-DもしくはD-G-B-E。パリェタと呼ばれるナイロン製の薄いピックで演奏します。

 

ウクレレのようにナイロン弦では無いため非常にテンションがあり、慣れるまでは非常に左手が痛く握力も鍛えられる楽器です(笑)

 

1980年代に、パゴーヂ(サンバの一形態)を演奏するフンド・ジ・キンタルというバンドのメンバーだったアルミール・ギネトが従来のカヴァキーニョのボディーをバンジョーのボディーに変えて演奏し、これにより音量が大きくなった。

 

現在はこれをバンジョー・カヴァコ、バンジョー・カヴァキーニョと呼んでいます。

 

パーカッシブなリズムが難解で非常にとっつき難い奏法ですが、最近ではYouTube等動画サイトで細かい動きも確認できるようになったので比較的理解しやすくなったように思います。

 

以下参考になるリンクを紹介しますのでこれから始められる方の参考になれば!

Mario Sergio

基本リズムの練習

パゴージ系

サンバエンヘード

リズムのバリエーション

ミディアムテンポ 練習曲 Revelação - Deixa Acontecer

ミディアムテンポ 練習曲 O Show Tem Que Continuar

Bole bole

イパネマの娘

これカッコイイ!弾けるようになるまで耳コピで頑張りましょう!

教則ビデオ

ポルトガル語ですが、基本的な練習方法を解説してくれています。

ショーロ練習曲

この曲を目標に頑張りましょう!

CHORANDO NA RUA(DHORO)

Robson Miguel